よし、ちゃんとしよ。

代々受け継がれた着物屋でもなく、伝統も格式もないキモノ屋が書いてます。

ミニマリストよりです。

これもまた2016年4月に下書きしていたもの。

もう1年と半年は経とうとしている。私は前に進んでるのか不安になるな〜。

 

来日したムヒカさんのスピーチを知らなかったんだけど、

聞いて知ってぐらぐらになった。

消費社会に警鐘を鳴らしているスピーチ。

たぶんミニマリストはここから生まれたんじゃないかな。

 

10年以上前、着物屋になるときもそうだったけど、

PCの性能、CPUやカメラの画素数が毎シーズンどんどんあがっていき、

「このまま進んでいってどうなるんだろ?」

「こんな流れがいつまでも続くような世界は疲れるなぁ」と、思った。

 

私は人と関わることを恐れてたので、PCでデザイン業務を一生の仕事に

しようと憧れていたのですが、この流れにはついていけないだろうなって

諦めたことを思い出します。

 

そして、一般的に進化していくものよりも、古ーい昔の紋様や歴史の中に

全く新鮮なものやことを見つけることに興味が湧いて仕事に繋がって

今に至ります。

 

実際に物質的に豊かになってるけど幸せを探し続けてる。

私が扱うものは一体どうすりゃいいのか?と、考えなきゃと

思いながらなかなか考えられない。

ムヒカさんの言うことがその通りすぎて自分の立場が危うくなる

んじゃないかと考えられないのかもしれない。

 

小売業を営む私は、この消費社会に疑問を持ちながら

どうやって生きてくんだろ?

 

答えが出ないまま、ふと思った。

 

「私はモノを売っていたのかな?」

 

実は、よ〜く振り返ってみると、あまり着物を販売している実感がない。

 

ほんとに売っていないのであれば大問題で生きていけているはずがない

のですが、モノを売っている感覚ではなく、お客さんとコミュニケー

ションをとるときのキッカケのような。

誰かに必要とされて動ける幸せを感じるだけのような。

客観的事実として、モノを販売しお金を頂き、頂いたお金を仕入先に

支払い、残ったお金が利益。そこから給与としてお金を頂き、

ご飯を買って食べて生きてるのですが。

 

お客さんやお客さんの周りの幸せとかいろいろ考えていく中で提案して

いって、最終的に喜びに繋がるお手伝いをさせて頂いて、結果お金を頂

いています、という感じです。

 

ある人にとっては、単なるモノで贅沢品かもしれないけど、お客様

当人にとっては心を豊かにしてくれる、これから先の未来を楽しい

ものに変えてくれるもの、を提案してきたんだと思います。

これからもそうありたい。

 

と、書いてますね〜。全く変わってません、いや後退していないか>_<