よし、ちゃんとしよ。

代々受け継がれた着物屋でもなく、伝統も格式もないキモノ屋が書いてます。

高級呉服展示会

f:id:ayarawat:20170907155952p:plain

今週末、9/9~9/11まで天文館で呉服展示会がありまして、私たちも参加しています。

 

モノとして売りたいものが見つからない中、

年に数回あるこの時だけは売りたいものがあるっ。

 

佐竹さんという京都西陣の帯屋さんの帯です。

 

もしかしたら今後は、この方の帯しか販売しないかもしれない。

 

なぜ、そんなにオススメできるのか。挙げてみました。

1.センスが素晴らしい。

→ただ単に私好みなだけかもしれませんが、紋様や植物の古典的な由来を押さえながら現代の色使いで表現されたテーマの奥にちゃんと物語がある。帯だけが際立つのでなく、着物姿トータルで上品に仕上がるように帯のポジションをうまく捉えている、と感じる。

2. 作り手が歴史も美術も勉強しまくり。

→佐竹さんの好奇心がハンパない。次から次に頭が多方面へ飛んでいく。約10年前から活動を見ていますが、活動力と発想と人間のデカさに毎度「会いたくないなぁ」と思わされる。自分の未熟さをガツンと見せつけられるのがほんと嫌。佐竹さんの口から出てくる帯の話や歴史の話が引き込まれるほど面白い。

3.ちゃんと現代の呉服業界でも評価されているのがわかるところ。

→今発売中の着物関連雑誌(2000円くらいするやつ)にも毎度掲載されているのを見ると、あまり雑誌とかに載ってるからすごいとか思わないのですが、裏話を聞かされるとまた面白いのです。

 

佐竹さんの礼装に使える帯が、現代的で古臭くなくて素敵なんです。

昔みたいに重たくなくて身につけて楽な帯です。

多くの人に最低1本は持って欲しい帯たちがたくさんやってきます。